FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【群馬】草津温泉 その2

旅館のチェックインを済ませる。
予想してた通り、広くて立派な旅館だ。

IMG_3944.jpg

外国人がやけに多いと思ったら、食品関係の学会的な何かが開催されているようだった。仕事がら食品関係には興味あるのだが、英語なので全然わかりませーん。
今日の寝床に案内される。
隣室の宿泊者が丁度出るところだった。大学生くらいの女子数名‥。なんとなく嫌な予感がしたのだが、まぁ気のせいだろう‥。
客室は正面に大きな部屋一つ、入って左に小部屋が一つ(右は手洗いとユニットバス)。

IMG_0062.jpg

IMG_7415.jpg

大好き謎空間の広縁はなかったが、今夜はこの小部屋が俺の書斎的ポジションになるのかと胸が高鳴る。旅館は夜のダラダラ読書時間も幸せの一つなのだ。
息子をおんぶして汗だくになったため、妻より一足先に温泉に入る事とする。

強酸性の源泉掛け流し。横長の長方形の湯船は片側がぬるめ、片側が熱めになっていて、熱いのが苦手な自分には非常に嬉しい。足を投げ出しお湯の中で「うーっ」と伸びをする‥伸び広げられた関節の隙間から、押し固められた泥団子みたいな疲労が溶けて流れていく。
ああ、今俺は生きている!
生きているぞおおおお!
そんでもってお待ちかねの露天風呂。
雨上がりの空を見上げながら、今までの人生を振り返る‥なんてのは言い過ぎだけど、ここ数日にあったいろんな事を振り返る。
なんだか許された気がした。
誰にとか、何をとか、そういうのは分からないけど。

妻と息子が風呂に入ってる間、売店の日本酒試飲をチビチビ飲む。辛口の酒で一つ気に入ったのがあったので、飯の後にでも買おう、なんて事を考えていた。
さて、お待ちかねの晩御飯だ!

晩御飯はバイキングだった。
嗚呼バイキング、なんと甘美な響きだろう。
テーブルには魅力的な料理がズラリ。シェフ的な人がステーキを焼いている!
とりあえず息子の分を持ってきて、さて、いくか‥。戦場に赴く兵士のようの凜然とした表情で、俺はテーブルへと向かった。
ステーキ、角煮、唐揚げ、鶏肉のなんか美味いやつ、肉、肉、取り敢えず肉!
普段あまり食べる事の出来ない様々な肉を、俺は人目も憚らず掃除機みたいにがっついた!
そして、15分後に後悔した‥。
年老いた自分の内臓は、連日の疲労も重なって溶けかけのアイスクリームみたいに弱っていた。食べられない。クシャクシャに丸めたコンビニ袋みたいな貧弱な胃袋が食べ物を受け入れてくれない。なんだかゲンナリした表情で鉛みたいに重くなった箸を置く‥。
ペース配分をしくじったな‥。

トホホな状態で部屋へと戻る。

IMG_1247.jpg

ドアを開けた瞬間、耐え難い眠気に襲われた。昨日の徹夜業務で酷使された身体が、底なしの泥沼のように安寧な眠りを求めているようだった。
まだだ!
まだ終わらんよ!
俺はこの後みんなが寝静まったら温泉に入って、あの小部屋で地酒を飲みながら読みかけの本を読んで、持参したiPadで今日の「旅の記録」を書くんだ!
そう叫ぶ心とは裏腹に、身体はどんどん眠りの底に沈んでいく。
そこで俺の記憶は一旦途切れる。

女のバカでかい笑い声で目を覚ます。
時刻は深夜1時。
なんだなんだ、と辺りを見回すと、眠くて不機嫌そうな妻が「隣の部屋、さっきからすごい声がするの」と呟いた。
悪い予感は的中した。
女三人寄ると姦しい、とはよく言ったものだ。あの年代の女子がお泊まりに来れば、そりゃこうなるわな。男の声も聞こえるから、サークルかなんかの旅行なのか? 何れにせよテンションはだだ上がりだろうよ。
俺と妻はそれからあまり眠ることができず、ただぼんやりとスマホを眺めていた。
宴会は朝方4時くらいまで続いた。

スポンサーサイト

近況160922

近況を誰にともなく報告する。

その①
ポケモンgoをひたすらやっている。
家から感知できるポケソースで2日連続でカビゴンを捕獲できたことでテンションが上がり、大嵐に晒された心のマンホールから「もっと‥もっカビゴンを!」というダメ欲求が下水みたいに湧き上がっている。
これには妻も苦笑いである。

その②
H君の作る曲があまりにもいい感じなので「ワイも‥ワイも曲を作りたいんやあああ!」という気持ちが、これまた温泉みたいに湧き上がっている。
H君の曲をハモりたい。
そして自分の曲も作りたい。
やりたいことがいっぱいである。
取り敢えず「どんびき」 の作中で平が作ろうとしている曲は、実際に作ってみようと考えている。そそん曲を録音して作品と同時進行でうp出来たら、けっこう面白い試みになるのではなかろうか、などと画策していたりする。

その③
ちょっとラノベを書いてみようと考えている。
もともと古い(?)ラノベは好きだし、そっち方面で作品を書いてた頃もあるので、頭の中で熟成しきったネタが結構ある。それを折角だから形にしたいなと思っている。
素人小説分野、特にweb掲載はやっぱりラノベを愛読する層の方が多い気がする(偏見)。そしてだからこそ、自分の作品に目を通してくれる人も増えるのではなかろうか。
そんな大海で自分の作品がどんな評価を得られるのか、試してみたい気がする。
ただし、自分の書きたいラノベは、いわゆる「異世界ハーレムもの」ではない。
やっぱそれじゃないと受けないのかな‥
ていうか最近どんびきも書いてないし、ワースレスに至っては半ば放置だ。
その辺も書きたいんだけど、いかんせん落ち着いてものを書ける時間がない。

ああ、時間が欲しい。
でも仮に目の前にどでかい自由時間がカビゴンみたいにズデーンと現れたとして、自分はそれを捕獲するのだろうか。
時間がない、それはもしかしたら、カビゴンを捕まえるハイパーボールを惜しんでポッポばっかり捕まえている自分に対しての言い訳なのかもしれない。
なんとかしたい、今の生活、今の自分を。
蛍の光や窓の雪で曲や小説を書くくらいの意気込みがないと、多分この創作意欲は消えてしまう。
そうなってはいけない。
俺の数少ない趣味で、唯一の自己表現手段なのだから。


【群馬】草津温泉 その1

俺達は色々と疲れていた。

諸事情による所長欠員の影響は大きく、連日の早朝出勤や残業、無慈悲にも消えてゆく休日によって俺は半ば自暴自棄になっていた。
そして、それによって疲労していくのは妻も同じだった。夫の協力が得られない状態で家事に育児に忙殺され自分の時間さえ持てず、変わるあてのない日常にウンザリしている様子だった。

俺達家族には余裕が必要であり、日常を変える何かが必要だった。

「どっか行きたい」節約志向の妻が珍しくそんな事を言い出したのは、きっとそういう背景があったからに違いない。

「どこに行きたい?」という俺の問いに「草津‥かな」と答えた。

草津温泉といえば知らぬ人はいない日本一有名な温泉だろう。
あまりに有名すぎるため、有名どころに縁がなかった(そして地理に疎かった)自分は『どうせ遠くて行けないんだろう』と考えていたのだが、意外や意外、その有名な温泉が自分の住む町から2時間弱で行ける距離にあるのだ。
それに気付いて、草津温泉へと赴いたのが4年前のちょうどこの時期。
今回は2回目の訪問となる。

草津温泉と言えば『湯畑』を中心に温泉街が広がってるわけだが、前回は温泉街のそばの小さな宿に泊まったため、今回は有名どころのでかいホテルに泊まってみよう! という事で話は纏まった。
問題は休みが取れるかだったが、かなり強行スケジュールではあるが平日2連休が取れないわけでもない‥
そんなこんなで、2度目の草津旅行が決定したのだった。

○1日目(道程と温泉街観光)

そして旅行当日‥
俺は死んでいた。

13連勤の末に、旅行前日(てか当日)は朝6時から翌朝4時までのイカレた勤務時間。しかしこの仕事地獄が平日2連休を生んだのであれば致し方ないところなのだろうか。
ちなみに休日にこだわった理由は、もちろん『宿代が安い』から。だって今回泊まる予定なのはテレビでCMもやっている有名旅館『ホテル櫻井』なのだから、休日料金じゃおいそれと泊まれやしないのだ。貧乏人の悲しい性である。

眠気でボーリング玉みたいに重たい頭を、運動不足の上に疲労が蓄積した身体でフラフラ支えなが車に乗り込む。
小雨がちらつく曇り空の下、妻の運転する車で上信越道を上った。
「願いすぎると、叶わないんだ」と妻は言う「小学校の時もそうだったんだけど、晴れて欲しいって強く願うと雨になるんだよね」
「うん、わかった。今日が雨の言い訳ね」今週はずっと雨マークだったから、妻の晴れ女能力にも大して期待はしていない。
「いや言い訳じゃなくて、でも本当にどうでもいいやって思ってた方が晴れやすいきがする」
「わかったわかった」
そう言いながらも小雨が止んで雲の影に青空が見えてきたのに気づく。晴れ女、発動か?

高速を下りてからは俺の運転に切り替わり、有料道路を抜けた車は山道へと向かう。
途中『千と千尋の神隠し』モデルとなった事で有名な『金具屋』旅館がある渋温泉のそばを通り過ぎた。
渋温泉には、息子が生まれる前に身重の妻と2人で泊まった記憶がある。部屋にコタツがある小さい宿で、コタツに入りながら途中のブックオフで買った文庫本を朝方まで読んでいた。その時のふと見た薄暗い壁の模様が未だに記憶に残っている。そんなどうでもいい一瞬を人の脳はいつまでも覚えている事が不思議だ。
今回の旅行は俺の脳にどんな一瞬を刻み込むのだろうか。

山道は険しい。
ヘアピンカーブやぐるっと一回転する意味不明な道を走り、気付けば高度2200メートル。気圧の変化で耳が詰まる‥。そっから一気に山を下り、気付けば草津温泉に辿り着いていた。

時刻は13時半。
昼飯がまだだったため、旅館の駐車場に車を停めて温泉街に繰り出し小腹を満たす事にする。
移動中は重そうな瞼の隙間からぼんやり窓の外を眺めていた息子だったが、車を降りた途端テンションが上がり「いっしょにてーつないであるくのー」と言いながら俺と妻の手を引いて歩き出す。
向かうは温泉街にの中心『湯畑』だ。

ちなみに俺個人としてはもう一つ目的があった。
草津温泉にはピッピの巣があるらいいので、高個体値のピッピを捕獲してピクシーへ進化させたいのだった。そう、ポケモンgoである。
ただしモンスターボールの手持ちが少ない‥果たして上手くいくかどうか‥。
結果は後ほど記載する。

10分ほど歩くと湯畑に到着した。

IMG_5647 (1)

IMG_3641.jpg

相変わらず圧巻の光景だ。
ここに流れ込む水は、極楽浄土を流れる川の成れの果てなのではなかろうか。そうじゃないとこの付近に立ち込める湯気や、心をほぐす硫黄の匂いや、鮮やかな黄色に変色した岩肌の説明がつかないような気がした。
景観を損なわないよう、セブンイレブンは茶色である。

湯畑の周りの道路や温泉街の道は一応公道のため、観光客が闊歩する間をのっそりと車が走り抜けていく。一台の車が鳴らしたクラクションの音に驚き、いきなり「おうちかえゆー!」と泣き出しそうな息子を抱っこしながら、湯畑のからのびた通りの一つである『西の河原通り』に歩みを進める。
温泉まんじゅうを配っているお店の人につかまって『どう切り抜けようか』と悩んだり、妻が入ったガラス細工屋の外で息子と温泉たまごを食べたり、妻が買いたがっていたプリンが売り切れていたり、ハチミツソフトクリームを食べた店に売っていたゆずハチミツの美味さに感動したり(購入済み)、上州牛の肉まんを食べたり、色々したのだった。

大方見終えたところで息子が「おしっこ」と言いだし、近くにトイレがなかったため大急ぎで旅館に向かう。息子をおんぶして坂道を駆け上がった事で、俺の両足は悲鳴を上げていた。
ちなみにトイレは無事間に合った。


No.23 オオミズアオとトビイロスズメ

※写真は閲覧注意という事で最後の方に記載‥





夜間業務は辛い。

現場の合間にコンビニに立ち寄ると、窓ガラスから、漏れた照明に誘引された蛾が2匹‥

オオミズアオ(上)とトビイロスズメ(下)だ!

どちらも掌サイズの大きな蛾である。

巨大昆虫との遭遇にテンションが上がる。

「シロモスラ対チャモスラ ~2大怪獣コンビニ前決戦~」といった様相だ。

人目も憚らず写真撮影!

とは言っても、この時間帯の田舎のコンビニは静かなものである。

仕事着で虫を撮影する不審者に奇異の視線を向ける者など、被写体の蛾達くらいのものだろう。

IMG_5717.jpg

IMG_0121.jpg

ちょっとした合間

友人の勧めで、お盆前あたりからポケモンGOをやっている。

もろポケモン世代の自分としては、懐かしさと共に「あの時夢見ていた現実とゲームの融合がこういう形で現実になるとはなー」という感慨深い感情が沸き起こる。

同世代のプレイヤーは多分みんな思ってるんじゃないのかな。

しかしこのゲーム、やり込み組とそうでない者の格差がひどい。片田舎であるうちの近くのポケモンジムでもほとんどのところでCP2000以上のポケモン(しかも大体カイリュー、カビゴン)が君臨していて、手持ちのCPが1000前後しかない自分に付け入る隙はない。

ジム戦はまだまだこれから‥と気長にポケモン集めを続けている。

仕事やプライベートの合間のちょっとした時間の中で出来るし、目標がまだまだ先にあるから結構飽きずに楽しめている、って感じだ。

ところで某著名人がこのゲームを話題に取り上げ「スマホ画面の生き物にばかり気を取られ、現実にいる珍しい生き物には見向きもしない人」を揶揄していた。

でも、自分もゲームにハマっている一人ではあるけれど、一方でスマホ片手に虫の写真を撮りまくってるわけだし、まぁ興味がどこに向いてるかだよね。

外に出る楽しみの一つにはなるし、楽しみはもちろん多いほうがいい。

時間に追われる毎日だけど、その合間にピタリとはまり込む楽しみとやらを、色々模索している毎日です。

‥とまぁそんなこんなで、今回の文章は始めてiPadで書いてみたのだった。

ノートパソコンとは違い、これも「ちょっとした合間」に文章を書くのに適しているから、今後こっちをメインに使って小説を書き進めて行ければと思う。

休日出勤が度重なる今日この頃、休日の早朝に限定されていた創作の時間を隙間時間から確保するための工夫である。

でも、パソコンに慣れてしまった身としては、小銭の詰まった財布がケツとシートの合間で呻いているみたいな、なんとも微妙な居心地の悪さを感じる。

慣れるまでは少し時間を要しそうだ。

プロフィール

幕田卓馬

Author:幕田卓馬
糖、脂質、プリン体、塩分などに気を配らないといけない歳になりました…若い頃の不摂生が原因でしょうか。まだ三十路、されど三十路!
そんな男が日々の合間に小説を書いています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。