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No.29 ヤマトゴキブリ

※安心してください、画像はありません。

やつが来た。

タイトルから想像つくだろうけど、あの黒光りして素早いやつが……

事の発端は玄関で見つけた卵鞘(卵がびっしり詰まった小豆みたいな塊)だった。

「あれ、いるんかなー?」

と思っていた矢先、キッチンで成虫メスを発見。

殺虫剤で処理し「偶然入ってきたやつだろ」と希望的観測で済ますも、翌日の朝に新たな成虫メスを発見!

「うわあああああ!」またも殺虫剤で何とかしたが、これは偶然では済まされない。

なにせ古い借家な上に、結構テキトーなリフォームで隙間も至る所に存在する。
どこから入ってきてもおかしくない。

早速ゴキブリホイホイを玄関及びキッチンに仕掛けた。

一晩置いて、翌日見てみる。

計4匹。

「え?」

一晩で4匹。

これはやばい数値である。

ほんと、やばい状況である。

次の休日(このブログを書いている本日)に早急な対処が求められる事態だ。

幸い捕獲が成虫であるため、屋外からの侵入が主と考えられる。

しかしメスが卵鞘を産み付け、若齢幼虫が多数散見されるようになれば、事態は悪化の一途をたどることになるだろう。

今ここで、食い止めねばならない。

今日の我が家はまさに「テラフォーマーズ」並みの臨戦態勢である。

……息子の誕生日なのにな。
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No.28 ヒメマルカツオブシムシ

新しい生活にも徐々に慣れつつある。

時間的な制約はあるものの、庭の虫を見るくらいの心の余裕はあるようだ。

大家さん宅の庭に咲いている花は、虫達行きつけのレストランとして大いに繁盛しているようだ。

花粉をおいしそうに頬張る小さな虫を発見。

IMG_2899.jpg

ヒメマルカツオブシムシだ。

幼虫は乾燥物を好んで食し、衣類に穴をあける害虫としても知られているが、
成虫はちょこんと花の上に座り込んでとても愛らしい。

中学生のころ、部屋に落ちていた蛾の死骸を放置していたら、
そこから幼虫が大量発生し、カーペット一面を這い回っていたことがある。

その後どう処理したかは、記憶にない。

皆さんも、虫の死骸の放置にはご用心を。

No.27 アブラムシ

近く冬の足音もまだ遠い11月の中頃、庭の桜の枯れかけた葉の裏で1匹にアブラムシが佇んでいた。

2017011507074189e.jpg

目を凝らすと伺えるその華奢で不恰好な、しかし生命としての均衡を保っている完成された造形に心を奪われる。

虫は小さく儚いほど、生を追求する力に満ちている。

アブラムシで言えば、単為生殖による繁殖の早さや、有翅・無翅を産み分け生育場所を広げていく様など、種を絶やさないためのシステムがその小さな体の備わっている。

それだけの生命エネルギーがあのサイズに凝縮されているのだ。

心を奪われないわけがない。

そして季節は流れ、1月中ば。

今、庭の桜の木は大寒波の影響で雪に覆われている。

アブラムシは気温が低ければ卵、気温が比較的高ければ成虫のまま冬を越すらしいが、あのアブラムシは如何様にして自らの種を永らえさせたのだろうか。

雪が溶ける頃、桜の新芽に張り付いているであろうアブラムシの1つが、あいつの分身で有る事を心の片隅で願っている。

No.26 ミノウスバ

さて寝るか、と寝室に向かったところ、俺の布団の上で一足先にお休みになっているガが一匹。

なかなかかわいいらしい姿をしたガである。

IMG_0924.jpg

調べてみると、どうやらミノウスバというガのようだ。

春頃マサキの木に幼虫が大量発生し、秋には羽化するらしい。

そして図鑑に載っていた幼虫の写真に既視感が…

そうそう、これは春に庭の生垣に大量発生したあの幼虫だ!

IMG_0290.jpg

その時撮った写真がこれなんだけど、当時は何の幼虫わからず「不明」のカテゴリに入れといたんだが…

それがここにきて正体が判明!!

点と点がつながった快感が脳内を駆け巡る!

これだよ、謎の答えが判明したこの瞬間に感じる最上のアハ体験!

これだから虫はやめられないっ!

興奮しすぎて妻に白い目で見られる、そんな秋の夜長。

No.25 オオカマキリ

嫁が欲しいぜ。

草むらを彷徨いながら、腹の中に溜まったハリガネムシを吐き出すように俺は呟く。

以前は「俺の心と鎌もドキドキするほど光ってるぜ!」なんてオラついてたけど、嫁いない歴史=年齢を拗らせると、もはやそんな気力はどこかに消えちまったぜ。

そのくせ理想だけはどんどん膨らむ。
ああ、お尻が大きくて、くびれがキュッとなってて、緑色が鮮やかな女性が、コスモスの花のから落ちてきてくれないかな。

そしたら俺は、最高のクルマバッタモドキにヤマトシジミを添えて、彼女にご馳走してやるのに。

ほんと最近の女性ははバカばっかりだぜ。

ここにこんなにステキな男がいるっていうのに、誰も誘ってこないなんてな。

そりゃたしかに、少し翅が傷ついているが、これだって俺が修羅場を潜り抜けてきた証、いわば勲章だぜ。

ほんと、見る目がないぜ。

それにしても、さっきから俺を撮影しているこのニンゲンは何なんだ?

情けないツラしやがって。こういう弱っちい男は、どうせ嫁の尻に敷かれて、頭を叩かれながら生活してんだろうな。

哀れな男だぜ。

IMG_0905.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・


お、オオカマキリのオスじゃん。
翅に変なシミができててブサイクなやつだけど、写真撮っとこ。
そういや、カマキリって交尾のあとメスに食われる場合があるらしいよな。

うーん、哀れな男だぜ。
プロフィール

幕田卓馬

Author:幕田卓馬
糖、脂質、プリン体、塩分などに気を配らないといけない歳になりました…若い頃の不摂生が原因でしょうか。まだ三十路、されど三十路!
そんな男が日々の合間に小説を書いています。

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